ウイスキーの
さとのものがたり

蒸留所の日々

2025.12.24

2025.12.24

原料トウモロコシの外部からの受入れについて

今年は、春先の降雨や周辺のイノシシなどの影響により、来年ウイスキー原料として使用する予定のデントコーンの収穫量が、計画の半分程度にとどまりました。
この農業における生産量の変動は、自然と共に歩むウイスキーづくりを選んだ私たちにとって避けられない現象でもあります。

それでも、玉野の土で芽吹いたばかりのウイスキーづくりを途切れさせることなく進めるため、熟慮のうえ、代替の原料として、北海道で丁寧に育てられ品質が保証されているデントコーンを用いることで、ウイスキーの製造量を確保することにしました。
これは、当社にとって課題である一方、他の地域で育てられた原料での製造と両立させることで、私たちのトウモロコシ栽培やウイスキーづくりの価値をより明確にする新たな機会であると考えています。

ウイスキー製造においては、玉野産コーンのウイスキーと北海道産コーンのウイスキーを混和せず、販売時も別銘柄として管理し、品質確保に努めてまいります。
また、来年以降も“100%玉野産”のトウモロコシ栽培を目指し、今年の経験を糧に栽培環境の改善を進めていきます。
風土とともに歩む私たちの挑戦を、どうか温かく見守っていただければ幸いです。